猟協は一般社団法人ですが、狩猟だけに特化することなく、
狩猟者や食肉加工など、広く狩猟関連のビジネスを行う団体や企業、
及び個人などが、国・地方自治体などとも協同し、
その事業によって日本の豊かな自然を守り後世に引き継ぐこと、
それを担う次世代の人材を育成する事を目的とした
相互扶助の理念を持った組織です。
事業活動については、社員総会という意思決定機関で、
組織の維持発展のための重要な課題について活動方針を決めていきます。
その総会には、本会員全員に出席資格があり、
総会にかけられる各議案に対して議決権を行使できます。
この議決権は、誰もが平等で差がありません、
誰もが等しく一票を持ちます。
ここが、株主に支配される会社とは違う点です。
つまり、猟協は会員による全員経営で運営されているということです。
政治や思想、宗教、既得権益などにとらわれることなく、
広く門戸を開放し、公平、公正、透明な組織運営形態を持つ団体です。
~漫画で分かる「猟協」とは~
一向に軽減しない鳥獣被害、後継者不足、度重なる銃砲による事故、
鳥獣害防止総合対策交付金の不正受給と狩猟業界を取り巻く環境は
決して健全とは言えない状況が続いています。
この状況を憂い、業界の健全化を図る為に一般社団法人猟協の発足を決意いたしました。
次世代を担う猟師の育成、鳥獣害の名のもと年間113万頭の命を奪い
数パーセントしか利活用されていない鳥獣達の利活用、
伝統的な狩猟方法の技術継承などを進んで行い、
また狩猟者以外の事業者方々とも力を合わせ、
未来の日本の自然をより豊かなものにする為の架け橋となる組織を目指します。
一般社団法人 猟協
理事長 原田 祐介
原田祐介/理事長
1972年生まれ。
外資系アパレル企業を経て2015年に猟師工房を立ち上げる。
東京大学狩人の会名誉顧問
仲村篤志/副理事長
1979年生まれ。
平成28年にTSJを立ち上げ狩猟ビジネスに参入し、
地方自治体などの駆除事業を受託することに成功
奈良県認定鳥獣捕獲等事業者株式会社TSJ代表取締役
環境省夜間銃猟従事技能資格認定者散弾銃空気銃等所持許可
梶野健太郎/理事
1984年生まれ。
大学卒業後、2007年に会計事務所に入所。
2017年に会計系コンサルタントとして独立。
様々なビジネスのコンサルタントとして、
資金繰りなどを中心に数多くの会計コンサルティングを手がける。
中谷慎太朗/理事
1986年生まれ。
2016年より狩猟専門のYoutubeチャンネル「猟犬日誌」を運営
現在は6頭の猟犬達と日々騒がしい毎日を過ごしている