一般社団法人猟協

100年後の日本の自然を豊かなものに

SDGsに関する取組み

SDGsに関する取組み
「トップコミットメント:多様なステークホルダーとともに、鳥獣害問題解決ノウハウを最大限に生かしSDGs達成に貢献〜猟協グループSDGs宣言〜」

〜猟協理事長 原田祐介のコメントより〜

「事業の中核に猟協の理念とSDGsを統合した事業計画を取り入れSDGsの達成に寄与します」

〜猟協の企業理念〜狩猟だけに特化することなく、広く狩猟関連のビジネスを行う団体や企業、及び個人などが、国・地方自治体などとも協同し、その事業によって日本の豊かな自然を守り後世に引き継ぐこと、それを担う次世代の人材を育成する事を目的とする

上記、「猟協の企業理念」は非常にSDGsとの親和性も高く、猟協の取り組みが未来の日本の自然をより豊かなものにする為の架け橋となるべくSDGsの取り組みを実施し、皆様へ発信とご報告を行って参ります。SDGsがグローバルスタンダードになる中で、この業界はまだまだ発展途上であり、私共がジャパニーススタンダードをステークホルダーの皆様と創り上げていくことが使命だと考えております。また、事業部門別の事業を担う「猟協グループ企業:株式会社猟協流通、株式会社TSJ」にもSDGsを事業の中核に取り入れます。私たち一人ひとりにも、問題解決のためにできることは数多くあります。2030年の世界を変えるために、SDGsについて理解を深め、身近な社会課題に関心を持つことが大切です。SDGsの普遍的な目標として掲げられている「誰一人置き去りにしない」この言葉が私の心に突き刺さりました。今後とも至らぬ点多々有るかとは存じますが、ご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。

一般社団法人 猟協  理事長   原田 祐介

株式会社 TSJ 代表取締役                    

株式会社 猟協流通 代表取締役   仲村 篤志

「目標4・5:良質な育成プログラムを実施し、狩猟ビジネスに関わる方々のステータスを向上させます」

昨今、積極的に狩猟者の高齢化、鳥獣害問題などがメディアに取り上げられています。次世代の担い手となる方々が自分も取り組もうと奮起され地元狩猟団体に相談に行っても、拒否されることが起こっている事も良く耳にします。私共は門扉を広く開き、男女問わず様々な方々が参加できる教育プログラムを考案、実施し狩猟文化の継承に寄与する事で、日本の環境問題を解決することに寄与し、それに関わる方々のステータスを向上する事に取り組みます。

「目標8・9・11・12:狩猟ビジネスの産業化及び中山間地域の活性化と捕獲個体の100%利活用を目指した取り組みを行います」

狩猟に関わる仕事の川上から川下までを猟協でコーディネート、イノベーションする事で、業界の発展と産業化を促進しそれに伴う技術革新にも取り組みます。また、中山間地域の活性化は雇用創出や人口流出の問題に歯止めをかけ更には野生鳥獣の生息拡大にも寄与します。

「目標15:日本の豊かな自然を守る」

駆除や防除はもちろんのこと、「日本の自然で何が起こっており、何が問題なのか、そのために何をすべきか、自分達には何ができるのか」を考える機会を若い世代に投げかける取り組みを継続します。また、多くの方々に知ってもらう情報発信やイベントの開催も合わせて継続します。先ずは、都会、田舎関係なく日本人として日本の自然を考える意識を持つ事が大切です。

「目標17:狩猟関連のビジネスを行う団体や企業、及び個人、国・地方自治体などとも協同し目標の達成に貢献します」

様々な地方自治体や企業、団体、教育機関と協同する事で、成し遂げる事が出来ない事も乗り越えることができます。私共は繋がりを大切にし、共に協同する道を積極的に選びます。

「SDGs実施指針における実施原則」

全ての目標に向けての取り組みはこの実施原則に照らし合わせ、公平公正で透明性の高い行動を基本とします

「普遍性」
協力、連携することが有意義であることを認識して取り組みを実施します

「包摂性」
脆弱な立場におかれた人々にも焦点を当て、人間の安全保障と開発協力、生物多様性保全を理念として位置づけ「誰一人取り残さない」を理念に活動します

「参画型」
全てのステークホルダーや会員の参画を重視し、全員参加型で取り組む

「統合性」
相互関連性・相乗効果を重視しつつ、統合的解決の視点を持ち取り組みを実施します

「透明性と説明責任」
取り組みの実施状況を定期的に評価、公表します。また、新たな施策の立案や施策の修正は公表された評価の結果を踏まえて行います

「SDGsとは??」

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、2015年9月に国連サミットにおいて採択された国際目標である。2030年までを期限とし、貧困、エネルギー、成長・雇用、気候変動など、持続可能な社会の実現のための17のゴールと169のターゲットから構成されます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

「リンク:外務省SDGsとは?」